おいでイスタンブール、(猫に会えなくても)恨まないのがルール。
猫ジャーナル、鉄道ジャーナル、CDジャーナルに並ぶ、4大ジャーナルの一つ「WSJ(ウオールストリートジャーナル)」のYouTubeチャンネルが猫動画産出地帯なのは、一流経済人かつ猫界隈の皆様は既にご承知おきのことかと思いますが、トルコのイスタンブールがいかに猫の街であるかという2015年の動画で改めてお伝えしようと思います。
2004年に議会で可決された動物保護法により、路上動物の保護が地方自治体に義務づけられているトルコは動物用の救急車があったり、自治体には動物保護の専門部署があるなど、猫ネタには事欠かない国でありますが、中でも最大の人口を誇るイスタンブールでは、街のそこ彼処に猫が歩いていたり、寝そべっていたりすることで知られています。
地味に猫ネタが多いWSJが取材したイスタンブールの街の動画レポートでは、王様のごとく街に君臨する猫の姿が紹介されております。日当たりのいい階段とか、ダッシュボードの上とか、路上に駐まったバイクのシートであるとか、カフェのテラスの空いた椅子などは、猫が気儘に使ってよいスポットと認識され、市民のほうも猫には寛容のようであります。
国家戦略特区の一つに猫共生特区が採用され、第一弾として東京都台東区谷中が猫特区となり、日暮里駅がにゃっぽり駅と改名し、夕やけだんだんも夕焼けニャンニャンに改名し、毎週猫オーディションを開催してアイドルを探して、通過者には会員番号を附与し、セーラー服を脱がさないようにして、解散コンサートで有終の美を飾る日を夢見る次第です。
[In Istanbul the Cats Are King/YouTube]
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