まあ、考えてみれば猫はだいたい守旧派ですし。
先の見えない不安よりも、ご飯が明日も出てくる安心。コロコロ変わる膝よりも、いつも同じ膝がいい。そんな主張を込めているのかどうかは定かではありませんが、革命を進行させようとすると全力で邪魔する猫の様子をどうぞ。
YouTubeチャンネル「Y KYKY」にてアップされておりましたのは、革命阻止を目論んでいるのは茶トラ猫のキッキちゃんの動画。ショパン「革命」(Chopin Etude Op.10-12)を飼い主さんが演奏していると、自ら襖をこじ開け、演奏している飼い主さんの後ろ最前列を陣取り、迷惑防止条例違反を理由に演奏中の右手を拘束。猫の腹でしっかと押さえ込み、相手によってはご褒美と受け取られる可能性も大いにありえましょうか。
逆に飼い主さんに懐柔され、抱き抱えれられて排除されてしまいますが、そんな程度では革命阻止の現状維持マインドは止まりません。革命の旋律が聞こえると、再びダッシュで現場へ戻り、ゲバ棒ならぬ茶色のシッポを振り上げ鍵盤の上をジグザグに行進し、飼い主の膝上で五体投地とデモ手法の限りを尽くして徹底阻止を目論んでおりますが、膝上で懐柔され無念さを感じさせぬまま現場から連れ出され、ソファの上でポンポンと撫でられ満足したのでありました。何事も平和が一番であります。
[ショパン「革命」(Chopin Etude Op.10-12) ピアノ練習中にネコ乱入!/YouTube]
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