撫でられのプロに手に掛かれば、手抜き加減や未熟さはすぐ分かるんですね。
人間と共に暮らしている猫であれば、朝昼夕晩夜深夜、いついかなるときも撫でられる準備万端であり、何万遍と撫でられ続けているわけですから、中途半端な撫で方に厳しい指導が入るのは道理というものです。
バイオリンの音にシンクロさせて弓を操る、エアバイオリンかつ猫バイオリン演奏家の男性によるパフォーマンス映像。バイオリン役を務めるは飼い猫の黒鼻白黒猫であります。いきなり始まる過激な動きに目を見開いて驚くのは、バッハの旋律を夜に聴いたせいでしょうか。
そのままうっとりと目を瞑り、コンサートの会場にいるかのような眠りの境地へ向かうかと思われましたが、その後がいけません。乱れた弓の動きを見逃さず、猫は鋭く反応。圧が掛かりすぎている、もっと響きに耳を澄ませながら丁寧に弾けとばかりに、弓に噛みつき教育的指導。
お前のポテンシャルはそんなもんじゃないだろうと信じる心が感じられる、厳しいダメ出しであります。
[Violin Cat/YouTube]
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