保護猫旅館計画第3弾、今度は秩父の温泉旅館で

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旅館での保護猫活動を行っている、山口県の「てしま旅館」の事例は以前にも紹介(その1その2その3)しましたが、今度は関東地方に、保護猫旅館誕生の機運が高まっております。

CFサイトのReadyforにて現在支援を募っていますのが、埼玉県秩父の温泉宿「ばいえる」に隣接する「笑にゃんこ王国(にこにゃんこおうこく)」のプロジェクトです。

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上の写真で猫を抱いて微笑むのは、笑にゃんこ王国代表の引間貴子さん。引間さんは、秩父の山中に捨てられた猫が道路で度々轢かれている様子に心を痛め、猫を引き受ける生活を始めたとのことで、30年にわたって猫の保護を続けているといいます。この施設では、100匹ほどの猫を保護し、スタッフの方々とともに、猫の世話や譲渡を続けています。保護にかかる資金の大半は、自らのお仕事から捻出されているそうです。

しかし、保護猫の増加とスタッフの高齢化が運営を続けるうえでの課題になりつつあるため、その解決策を模索。保護猫シェルターを旅館に設置する、てしま旅館の「猫庭」にも視察を行ったことがきっかけとなり、「てしま旅館」での保護猫活動ノウハウを活用し、今回のプロジェクトが発足しました。

今回のプロジェクトの目的は、現在、「笑にゃんこ王国」にある2棟の猫の住まいのうち1棟を譲渡専用の施設に改築すること。その資金として180万円を目標に、支援を募っているのであります。

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プロジェクトオーナーを務めている、てしま旅館の手島さんによれば、

猫ちゃんのことをここまで愛し問題に取り組んだ方は、私が知る限り、全国を探してもそうそういません。これまでに亡くなった猫ちゃんのお墓もつくっています。

とのことで、数多くの猫たちを世話され続けている皆様には、一人の猫好きとして頭の下がる思いであります。

プロジェクトが達成した暁には、「今まで培ってきた猫庭のノウハウを引間さんと共有しながら、まずは70匹の里親探しを行い、常時30匹程度の保護猫と譲渡活動ができる体制」を目指すということで、改築への支援が集まり、東京から気軽に行ける天然温泉に浸かりながらの、保護猫活動が実現することを願っております。支援可能金額は3000円からで、支援の種類は13タイプ。温泉に浸かれるリターンは5000円から、ペアでの1泊2日プラン付きは60000円からとなっています。なかなか秩父へは赴けない方向けのリターンもありますので、詳細はネタ元リンクからご覧ください。

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100匹の猫ちゃんと暮らす秩父の温泉宿に譲渡施設をつくりたい!/Readyfor]


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