「旅館で猫保護」第2ステージ、猫庭”拡張”プロジェクト

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こちらの写真の、旅館のご主人の娘さんは、猫館長として活躍中だそうです。

昨年、旅館の庭に鉄道貨物コンテナを再利用した「猫庭」を作るプロジェクトへの支援をクラウドファンディングで募集した山口県山口市の「てしま旅館」。前回のプロジェクトでは目標金額を見事達成し、現在は猫を保護する旅館として営業を続けています。その、てしま旅館にて、このたび第2弾プロジェクトが進行中との話を小耳に挟みましたので、ご紹介します。

プロジェクトページによれば、前回の資金調達により、無事に猫庭シェルターが開設。昨年6月からの半年間で、60匹の猫を保護し、うち34匹が新しい家族のもとへ渡ったとのことです。年間では約100匹のペースで保護が可能ということで、順調に保護活動と旅館運営が両立されているようです。そこで今回のプロジェクトでは、高見山関のCMのごとく「2倍!2倍!」と、猫庭シェルター2倍化計画を標榜されています。

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前回は一段だった猫庭シェルター模型も、今回は二段の2階建てに。年間で200匹の保護猫の引受を目指す計画になっています。猫の保護に掛かる医療費、えさ代、去勢手術代などを宿泊費の一部からまかない、ビジネスと猫保護活動を両立する取り組みの実現に向け、多くの支援や宿泊によるサポートが集まることを願う次第です。

また、保護活動継続の手段の一つとして「猫と対等な立場になること」がうたわれていまして、猫のためは人のため、人のためは猫のためを標榜する猫ジャーナルとしましては、この考え方は大変に合点がいくところであります。

猫を保護することは費用がかかりますが、猫は私たちやお客様を癒やしてくれ、そんな猫に対し私たちは住む場所を提供する、そんな対等な立場にいると思っています。こうやって対等であることに商業が交わることが、保護活動の継続の一つの手段ではないかと考えています。

今回の目標金額は360万円で、3000円から支援が可能。リターンには金額に応じて「猫庭トートバッグセット」や「猫庭グッズ詰め合わせセット」、おいしそうな特典がセットになった「てしま旅館ペア宿泊券」などが用意されています。支援の締め切りは、6月29日の23時まで

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てしま旅館で保護され、里親との出会いを待つ猫たち

現状での最新統計となる「動物愛護管理行政事務提要(平成28年度版)」の「犬・猫の引取り状況(都道府県・指定都市・中核市)」によりますと、平成27年度の山口県が引き取った犬・猫の殺処分数(収容した負傷動物等の殺処分数を除く)は、3093匹となっており、全国では3番目に多い数値です。てしま旅館の取り組みを通じて、この状況が改善せらるることを祈っております。

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1年で100匹の命を救う【てしま旅館の猫庭】プロジェクト第2弾!/READYFOR via 読者投稿]


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