まだ1月なのに、2015年のヒーロー猫筆頭候補が、もう登場しました。
モスクワから車で1時間ほどの場所に位置するカルーガ州オブニンスクで、人間の赤ん坊が置き去りにされる事件が発生し、その第一発見者であった、メスの野良猫が、赤子に寄り添って温めた上に、鳴き声で近隣住人に知らせて、赤子救出に貢献するという、人命救助猫ニュースがありました。ちなみにモスクワの、1月の平均気温は-6.5度、最高気温の平均が-4度、最低気温の平均が-9.1度と、一日中冷蔵庫の内側みたいな世界であります。
猫が助けた赤ん坊は、生後2〜3カ月とみられ、近隣住民に発見されたあとで病院に収容され、命には別状はないとのこと。野良猫だった猫は、その人命救助の功績により、「マーシャ」という名前と住居を授けられたそうです。
動画では、いわゆる地域猫になったマーシャと、保護された赤ん坊が紹介されています。赤ちゃんの両親の行方は、現在警察が捜索中とのこと。赤ん坊のためにも、早く見つかることを祈ります。
[Russia: Meet the hero cat who SAVED an abandoned baby/YouTube via Love Meow、時事通信]
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