そういえば、ジェットターンも三洋電機でしたよね。
アラフォーのガジェット愛好家にとっては、1999年に発売の、初代が26万台出荷のヒット商品となったあの商品を彷彿する、お掃除ガジェットであります。その名は「switle(スイトル)」。何がガジェッターの心をくすぐるかといいますと、その機構と実用性です。
「スイトル」は、市販の掃除機の吸引口の先に取り付けて使う、アタッチメントタイプの水洗いクリーナーヘッド。単体では動力を持たず、掃除機に取り付けて初めて使えます。で、「水洗い」というのがポイントでして、「スイトル」本体のタンクに水を入れ、取り付けた掃除機のスイッチを入れると、吸引口の上部から少量の水を吹き出しながら、吸引できる代物なのです。
ジェットターンをご存じの皆さまにおかれましては、「ジェットターンで排気を吹き出す代わりに、水を吹き出して、しかも吸い込む」と考えていただければよろしいかと思われます。ジェットターンで解説されてもピンと来ない平成世代の皆さま向けには、こちらの公式動画ご確認ください。掃除機の内部に水が入る心配はゼロであります。
さて、猫ジャーナル的視点での特長は、前述の「水を吹き出しつつ、吸引する」点に加えて、「固形物も液体も吸い取れる」ことであります。猫・掃除・粗相とくれば、猫と暮らす皆さまにはおなじみのアレ。吐瀉物や排泄物であります。どちらも生理現象のため、猫との生活ではほぼ避けて通ることができません。
我が家の場合、タイルカーペットを敷き詰めて、ブツが放たれた際には、その部分だけカーペットを取り外して洗剤でゴシゴシ洗って1日乾燥、というソリューションで対応していますが、簡単に取り外せない畳や大きなカーペット、ソファやラグが現場になる場合は、その瞬間にすかさずタオルを滑り込ませる程度しかないわけであります。
そんなときに「スイトル」の出番です。公式アカウントにて、猫カフェでの使用シーンが動画で紹介されていますので、ご参考に。
畳の上でもこの通り。もう、拭くたびに「これは、汚れを奥にしみこませているだけではないだろうか?」と悩むこともないわけです。
こちらの動画で、「スイトル」の試験会場になっている、自走型保護猫カフェ「ネコリパブリック」とのコラボモデルをはじめ、先行販売がクラウドファンディングサイト「kibidango」にて開催中です。保護猫助かるコラボプランでは、「スイトル」製品に加えて、吸い取り掃除で使える除菌水の素がセットに。また、ネコリパで暮らす猫のご飯、および「10台売れると1台をネコリパ店舗に寄付」という寄付がセットになっています。気になるお値段は、税込・送料込みの22222円。コラボプランの販売は2016年12月21日いっぱいまでとなっていますので、気になる方はお早めに。
本体のサイズは幅148mm×高さ283mm×奥行き506mm。アタッチメントとはいえ、掃除機本体と同じ程度の容積になりますので、保管場所の確保にはご注意ください。水を吹き出せる時間は約3分。本体は分解可能で、丸洗いもできます。重量は本体が約1.2kgでパイプとホースを加えると約1.6kgとなっています。
対応する掃除機、コラボプラン以外のプラン(本体+除菌水の素のセットや、まとめ買いプラン)は、公式サイトをご覧ください。
[Photo Credit:© SIRIUS co..Ltd.、スイトル【switle】世界初!掃除機用水洗いクリーナーヘッド/kibidango]
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