週末の猫本探しに有明へ。東京国際ブックフェアが25日まで開催

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東京は有明の、東京ビッグサイトにて、第23回東京国際ブックフェアが23日(金)から開催しました。世界20カ国から470社が出展し、100万冊の本が一堂に会す、日本最大の本の見本市であります。その開幕初日に、本と人の渦中に砂金のごとく散らばる猫本を探して参りました。

冒頭の見返り美猫は、小林一茶の「猫俳句」だけを集めた『猫と一茶』の表紙写真。痩蛙に念を送って応援する俳人として知られる、小林一茶がその生涯に詠んだ句は2万を数え、もっとも多く詠んだ動物は「猫」なのだとか。猫俳句レジェンドの作を、猫写真とともに観賞できる1冊。

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黒猫表紙の絵本は、ノンタン40周年一色の偕成社ブース本棚にて発見した、エリック・カール氏の猫絵本『月ようびは なに たべる?』。アメリカの童謡をもとにしたお話で、「月曜日の出社が憂欝だけど、おいしいランチのことだけ考えて前向きに生きる話」ではないようです。ちなみに、猫はチョイ役です。

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児童書共同ブース内の福音館書店の本棚には、猫絵本の古典『あおい目のこねこ』と、今年発売の新刊『しおちゃんとこしょうちゃん』。塩柄の白猫と、黒白胡椒柄の猫の2匹による、高みを極めるレースはあれよあれよという間に…その顛末は絵本のなかでご確認ください。

 

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ブース立ち寄り人口の平均年齢が高めだった平凡社ブースで見つけたのは、アラーキー先生の『愛しのチロ』文庫判。やんちゃなころのチロの写真と、愛にあふれるまなざし。ちょっとうちの猫写真たくさん撮らなきゃ、というモチベーションが沸き起こります。

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語学書を中心に手がける三修社ブースで流れる人を見つめていた黒猫さんは、『「ねこ式」イタリア語会話』。猫と暮らす日常に使える「猫にかける言葉」を中心にまとめた、イタリア語の会話ブック。我が家の猫と一緒にローマ暮らし気分にひたりたいときに活用いただけます。

 

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最後の猫本は『ねこでら 猫がご縁をつなぐ寺』と『おこりんぼ猫』。PCソフトの解説本が多い出版社・秀和システムのブースで異彩を放つ、猫とご住職の2ショット。そしてハナクロの怒り顔猫。御誕生寺を取り上げた本はいくつかありますが、その先駆けとなったのが猫写真集『ねこでら』。御誕生寺の地元・福井を中心に売上を伸ばしたとのこと。ご住職のひと言と猫写真との組合せは、年末に向かう忙しない心を和ませてくれます。

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このほか、講談社ブースは「チーズスイートホーム」と『100万回生きたねこ』を中心に、猫本一色という猫シフトを展開。チーにかける意気込みをヒシヒシと感じさせます。KADOKAWAブースでは、中身の見えない本気の福袋が並び「ねこ」テーマの福袋も販売されていました。

これらの猫本は、会場を巡って見つけたものの、ほんの一部。この他にも、獣医学本、動物図鑑、動物考古学本、猫漫画など多くの猫関連本がありましたので、猫本とポケモンを探しに、ビックサイトへ足を運んでみるのもよろしいかと思われます。第23回東京国際ブックフェアは、今日明日も開催中。開催時間は、本日、明日ともに10時〜18時です。会場では、多くの本が割引価格で販売されていますので、帰りの手荷物の重さにはご注意ください。








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