いわば、深島猫リーグのプロ野球名鑑みたいなものであります。今回で3巻目とのこと。
大分県佐伯市、蒲江からフェリーで約30分の場所にある小島・深島は、全島民よりも猫の方が多いという、いわゆる猫島であります。
2019年に当時の佐伯市観光協会(現 観光まちづくり佐伯)と深島の住民の皆さんが協力して始まったのが「ねこ図鑑」の取り組みです。人口減少が続く島の課題解決を目的として両者が「深島ぷろじぇくと」を立ち上げ、その活動の一つが島の猫のTNRです。寄付のみに頼ることなく、自立的に活動を続けるための資金源として島内の全猫を写真付きで紹介した図鑑づくりが始まりました。
その結果、全島の猫の不妊去勢手術が完了し、ワクチン接種や健康管理も行えるようになったのだとか。そして取り組み開始から5年目となる今年の7月6日、クラウドファンディングで300人以上の支援を集めて、3巻目の『深島ねこ図鑑』が発売されたのであります。
vol.3では、紙版と合わせて、デジタル版もリリース。スマホで深島のねこ図鑑を閲覧できます。すべての猫の名前と写真が見られるほか、デジタル版では音声による猫紹介も。AIでいくらでも猫画像が生成できてしまう昨今、遠く離れた小島に実存する猫の写真をじっくりと堪能できるのであります。
プロ野球名鑑よろしく、全ページカラーで全頭写真付き。クラウドファンディングにて300人を超える方のご支援と応援により実現しました。
たっぷり70ページ猫まみれの『深島ねこ図鑑vol.3』の、気になるお値段は公式BASEショップにて税込1950円。送料は220円または330円となっております。現地・深島の観光案内所や道の駅かまえでは税込1760円。デジタル版の『深島ねこ図鑑デジタル』はこちらの「深島おともたび」のサイトから購入可能で、デジタル版単体は税込1100円。紙版のねこ図鑑vol.3をご購入の方は550円で購入可能です。
『深島ねこ図鑑』の収益の一部は、「深島ねこ基金」として、治療・避妊・去勢手術・エサなどの費用に充てられるとのこと。また、『深島ねこ図鑑』のバックナンバーやグッズもBASEショップにて販売中です。猫助けしながら深島の猫を愛でたい方は、ぜひどうぞ。
また実際に深島へ足を運んで見たい方は、こちらの動画が参考になりますので併せてご覧ください。
[プレスリリース/PR TIMES]
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