日本にも、英国にも、テレビのある茶の間が存在するのかということは、触れずにおいてください。
公共放送BBCの朝の番組にて、真っ白な雄猫が飛び入りゲストで乱入し、何かを見せつける事案がありましたので、謹んでご報告申しあげます。
伝統の朝番組「BBC Breakfast」にて、マンチェスター市民による路地の緑化活動を紹介するレポーター、デイヴ・ゲスト記者の横に現れたのは、ご近所の白猫さん。路地のベンチにジャンプして、ゲスト記者の横でバッチリカメラ目線のツーショットであります。
カメラおよびカメラの先にいる視聴者へのサービス精神も旺盛で、記者とやりとりしながら、立派な白フワ毛に包まれた大事な袋を惜しげもなく開帳し、God save our gracious Audienceとばかりに、受信料を納めている視聴者だけを白き光で照らし、健康と平和と安寧を一方的に祈念する姿勢を示しております。
公共放送に求められる役割についての議論が飛び交う今日このごろでありますが、BS4KはBS4C(フォーキャット)へと改編し、猫向けチャンネルのほか気まぐれ猫リポーターの採用、受信料の一部が保護猫活動に寄付される制度などの導入を進め、見れば見るほど猫が助かる猫放送協会(NHK)へと邁進いただけるよう願う次第であります。
[どこからともなく白猫が……BBCの生中継中にひょっこり/YouTube]
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