どこにでも、いそうでいない、うちの猫。世界でいちばん、カイやかわいや。
本日の美人猫は、落ち着く隠れ家の中から真ん丸な瞳でこちらを見つめる、サバ白のカイ君。目の上の髭と耳はピンと天を突き、目頭のアイラインは鼻に向かってピンと伸び、生命力にあふれる顔立ちであります。投稿いただきましたErikaさんからのコメントは以下にて。
カイくん、4歳、雑種、サバ白、保護猫出身でいつも驚いた顔をしています。
真ん丸お目々の驚き顔がチャームポイントなのでありましょう。驚くという言葉には「ビックリする」以外に「ハッと気づく、注意が引かれる」という意味もありました。古今集の「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」の歌に見える用例がそれであります。目ではハッキリと見えないけれど、風の音を聞いたら「あ、秋だな」と気付いた心持ちと同じように、人には聞こえぬ音を聞いてハッとした気持ちを伝えるのが、この真ん丸な瞳なのかもしれません。
Erikaさんには改めて投稿のお礼を申し上げると共に、皆様からの投稿も心よりお待ちしております。
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