証拠の音は、動画の8〜9秒にかけて観測できます。
音がしてから猫パンチが発動するまでのタイムラグが、「あ、いまニオイが漂ってきたんだな」という情緒を伝えてくれます。
同居する犬とともにベッドで横たわる猫、タビー柄の猫。犬は熟睡なのに、猫のほうは空襲警報発令中のような険しい表情で、なにやら周囲に注意を配っております。そうこうしてると、眠っている犬の後方から放屁の音色が、厳かにかつ奥ゆかしく、さりとてハッキリと奏でられたのであります。若干のタイムラグののち、猫の鼻腔の奥深く、ニオイを感知する器官に香りが到達し、嗅細胞から嗅神経へと微弱なパルスが走行し、猫の嗅覚中枢へと至った瞬間、動いたのは右の前脚。
犬の脳天を直撃する猫パンチが2発連続でクリーンヒットし、文字通りたたき起こされるワンコ。あまりにも突然だったためか、夢と現の境目から覚めることなく、そのままキョトンとした顔で二度寝モードへと戻ったのでありました。ニオイがキツかったのか、得体の知れぬ何かに体を乗っ取られたワンコを救うためだったのか、猫の真意が気になるところであります。
[Dog Sleep Farting Makes Cat Angry/YouTube]
Latest posts by 猫ジャーナリスト (see all)
- 携帯のアラーム鳴るのを嫌う猫、自分じゃ消せずに飼い主に頼む - 2024年12月4日
- 350匹以上が暮らす猫の楽園、人にとっての楽園にも見え - 2024年12月3日
- マッサージガンに体を預ける黒き猫、頭も腹も肉球も震える - 2024年12月2日