味が違うのか、功徳が違うのか。
人間にもルーティンがあるように、猫にもこだわりがあるものです。ご飯を食べる場所とか時間とか、お昼寝する場所とか、側にいたいのはこの人とか。このたび、仏壇にお供えされたお水の鉢にこだわる猫たちが観測されましたので、こだわり事例としてご覧くださいませ。
仏壇へと一直線に歩みを進める白猫のミハエル君。顔を突っ込み手を突っ込み「お鉢が空だ」と、あからさまな不満顔で飼い主に訴えております。お水を入れたお鉢が届くと、二鳴きしてからゴクゴクと飲みだすミハエル。お腹をたるませシッポを微動だにせず、一心不乱に飲み続けている様は清々しささえ感じさせます。そしてその横では、カメラを向きつつ順番を待つキジ白猫のメイちゃん。
動画をYouTubeにアップされましたyamanekoさんのコメントによれば、白猫のミハエルがお仏壇のお水を飲むことを覚えて、それを見ていたキジ白猫のメイちゃんまでも、同じようにここの水を飲むようになったそうです。
頼めば出てくる新鮮な水は、まさに極楽浄土の八功徳水。猫たちにとっての極楽浄土は西方でも空の上でもなく、仏壇のある我が家ということでありましょうか。
[仏壇の水しか飲まない猫 It’s my family altar… Michael&May/YouTube]
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