日々の鍛錬の成果でしょうか。
前脚をそろえて飼い主の前に鎮座する、凛々しき面構えの猫。あくび一発を合図に瞑想タイムへと没入していきますが、思わぬ邪魔が入ったようです。
徐々にまぶたが重くなってきて、坐禅よろしく瞑想タイムがスタート。猫ながらも背筋をピンと伸ばし、その表情は奈良の長谷寺所蔵の銅造十一面観世音菩薩立像を思わせる、尊勝至極なご尊顔であります。49秒ごろに原付と思しき軽快なエンジン音が尊者の悟りを一瞬妨げまるものの、菩薩の心は揺るぎません。一瞬でリカバリーして瞑想顔へ元通り。眠くて眠くてしょうがない月末時期の会議のときに、この表情を参考にしていただければ、やんごとなき置物感を醸し出せるものと思われます。
［瞑想するネコ -Meditating Cat-／YouTube］
「すべての猫と、猫を愛するすべての人のために」をテーマに、2012年から猫情報をお届けしています。現在は毎日更新中です。
Latest posts by 猫ジャーナリスト (see all)
- 携帯のアラーム鳴るのを嫌う猫、自分じゃ消せずに飼い主に頼む - 2024年12月4日
- 350匹以上が暮らす猫の楽園、人にとっての楽園にも見え - 2024年12月3日
- マッサージガンに体を預ける黒き猫、頭も腹も肉球も震える - 2024年12月2日