一番近いのは、明日も仕事だっていうのに、帰りの電車で酔っ払いに絡まれてしまったときの顔でしょうか。
私は知りませんよ、関係ありませんよ、だから早くどっかいってくださいと無言で訴える茶白猫。ホラー系をお好みの方は、耳なし芳一の芳一気分でご覧ください。
見慣れぬグレータビーの子猫を怪しみ、頻りにニオイを嗅ぐ茶白猫。目を光らせ、シッポをブンブンと振り下ろし激しく鳴き出すその正体は、歩行機能付きの〜猫型ロボット〜、思わず「どんなもんだいぼくドラえもん」と続けてしまいそうですが、40年くらい前のことですので老害のそしりを受けぬよう抑えておくのがよろしいかと思います。
それはさておき、動き出したロボ猫。向きが変わって茶白猫のほうへと向かっていくと、なにやら怪しげな鳴き声を発して顔を目がけて迫り寄ります。茶白猫の方は、猫の世界のルールに則り、鼻挨拶でコンタクトを試みますが、異世界の猫声に不安は増大、しかし気づいたときには車間距離ゼロ状態。逃げるに逃げられず固まりながらそろりと目を逸らすのが精一杯であります。
茶白猫の耳には、あのロボ猫の鳴き声が「芳一、芳一はおらぬか」という武士の声に聞こえているのかもしれません。ロボvs猫シリーズはこちらから。
[Cat Vs Robot Cat 2/YouTube]
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