ありがとう、いい薬です。
1人暮らしも長くなりますと、風邪を引いて咳が出ると、ゴホンといえば龍角散といった前向きな単語ではなく、「咳をしても一人」と尾崎放哉の句がなぜか脳内に音読されるわけでありますが、こんな同居人がいたら咳が出ても「早く治さなきゃ」と前向きな気持ちになれそうです。
なぜか、ゴホゴホと咳が出ると、飼い主さんに「ニャッ」と声を掛けてくれる茶トラのPatzちゃん。その徹底ぶりは起きているときばかりではありません。夢うつつの微睡み状態にあっても、ゴホンと聞けばニャッと返してくれるのです。まあ、猫の真の思いはうかがいしることはできませんが、少なくとも咳に反応しているのは間違いないようです。人間の勝手な見方かもしれませんが、律儀に寄せられる反応と、心配そうな表情をこうして見ておりますと、ああ、心配かけてはいけないな、早く治そうと思えてくるのであります。
[My Polite Cat Says Bless You/YouTube]
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