駅長猫、社長猫に続き、院長猫の登場が近いかもしれません。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)が運営するUCSFメディカルセンターでは、患者および職員のセラピーを担当する猫がいます。彼の名はDuke Ellington。ピアノは弾きませんが、集中治療室(ICU)の患者さんと職員の皆さんの心を、軽快にA列車で行くがごとく、爽やかな気持ちにしてくれています。その回診の模様を同センター公式動画にてどうぞ。
UCSFメディカルセンターでは、院内ではしゃいだりしないようちゃんと訓練を行っていた猫を、このようにガラガラと台に乗せて患者の元へ連れて行く”猫による回診”を以前から行われています(2014年にCBS SF Bay Areaで放送された、Dukeの回診の様子はこちら。みんなニッコニコです)。
同様の取り組みは他の病院でも行われています。オレゴン州セイラムの「Salem Health」では、ボランティアスタッフとして猫のJUNIOR君がゴロゴロ音を響かせています。飼い主さんのGeorge Peterさんに抱えられ、患者さんのベッドを”回診”する模様は同病院の公式YouTubeチャンネルから。
猫の癒やし効果により、ストレスやプレッシャーが軽減できるとのことで、日本でも回診する院長猫が登場することを一方的に願う次第です。
[Therapy Cat “Duke Ellington” Visits the ICU/YouTube]
すべての猫はセラピスト 猫はなぜ人を癒やせるのか
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