『吾輩は猫である』の執筆場所と言われる、猫オブジェが目印の「猫の家(夏目漱石旧居跡)」の所在自治体として知られる東京都文京区。2017年3月に区制70周年を迎えるのを記念して原付用のオリジナルナンバープレートのデザイン公募が行われました。5月末の応募締切から約4か月経った先日、最優秀賞が発表され、なんとそこには猫のシルエット。”吾輩”のふるさとにふさわしい、全国初の猫ナンバープレートが登場した次第です(追記:Facebookのコメントにて、青森県三戸町では『11ぴきのねこ』ナンバープレートがあるとの情報をお寄せいただきました。謹んで訂正します)。
応募総数24点のなかから、厳正な選考の上選ばれたのは、ピンと立ったシッポが印象的な、かわいらしい猫ナンバープレート。開いた本の上にいるところを見ると、「本を読むより私を見ろ、相手をせよ」というポーズに見えてくる心もちは、猫と暮らす皆さまには同意いただけるのではないかと思われます。不忍通りや旧白山通りなどを走る原付を見かけたら、思わず猫探しモードで見つめてしまいそうですが、運転中のよそ見は危険ですので停車中に行うよう、ご留意ください。
交付開始時期は2017年1月からの予定。「※作成するナンバープレートは、原付一種、二種甲・乙(白色・黄色・桃色)の三種類」とのことで、文京区在住の原付ユーザーの皆さまで、猫アイテムコレクターの方は、今年12月に予定されている文京区Webサイトでの告知をお待ちください。
[区制70周年記念原動機付自転車オリジナルナンバープレートデザイン決定/文京区 via 文京区Facebookページ]
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