2016年6月15日

猫とアートの関係を大家の絵画でひもとく講座、矢来町で開催

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日々猫写真であるとか、猫動画であるとか、また、生身の猫を見ておりますと、猫の美しさに魅了されてしまい、猫がアートで、アートが猫、猫とアートの本地垂迹説が脳内に聞こえる妄想が生じるわけですが、猫とアートの関係性を学ぶ講座なるものがあると、投稿をいただきましたので紹介します。

新潮社の教養講座「新潮講座」の2016年7月期に開講する「猫とアートの関係を学ぶ」では、版画家、写真家、美術家など数多くの肩書きを持つ伴田良輔氏を講師に、画家たちが描いた猫絵画のディープな解説や、参加者が撮影した猫写真・制作した猫絵画の作品レビューを行うとのこと。ある意味、わが家の猫が史上に残る大家の作品に描かれた猫と並ぶ瞬間を味わえるわけで、芸術家と猫の関係性に加えて、猫顕示欲を満たす内容となっています。お土産として、伴田氏撮影の「私家版ミニ猫写真集」もついてくるそうです。

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Alexandre Steinlen

取り上げられるのは、ルノワールピカソをはじめとする、芸術家の残した猫作品。上の版画はアレクサンドル・スタンランの作品で、キャバレー「黒猫(CHAT NOIR)」のポスターです。キャバレー「黒猫」は1882年にモンマルトンでオープンした、フランスで初めてのキャバレーでした。そんな話題から広がる話が期待されます。

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日時は7月1日(金)、7月29日(金)、9月2日(金)の3回連続で、時間は19時〜20時半。気になる参加費は税込8100円となっています。2回目と3回目だけ受講することもでき、その場合は税込6480円。場所は新潮社本館でも別館でもなく、神楽坂のジョナサンのお隣です。詳細は講座の公式ページからご確認あれ。

ちなみに、6月14日(火)〜7月31日(日)までの期間で、新潮社創業120年を記念した写真展「新潮社写真部ネガ庫から」が、新潮社本館近くの「la kagū(ラカグ)」2F、「sōko(ソーコ)」にて開催中です。特設ページではイベント概要のほか、作家の肉声を聞くコンテンツも公開されていますので、合わせてお楽しみください。個人的なオススメはこちらの肉声です。

[猫とアートの関係を学ぶ/新潮講座 by 読者投稿、Photo by 伴田良輔]

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