昨年末に世間を騒がせた「遠隔操作ウイルス事件」。まだ犯人は明らかになっていませんが、その犯人と確実に接触した猫が見つかりました。
と、いうのも、「新春パズル」と題されたメールが、真犯人から報道関係者等に送られたのが1月1日。このメールの内容を解読すると、
「添付のパズルを解くと、先着1名様限定で「iesysと付属ツールのソースコード一式」
「私からの長文のメッセージ(これまで頂いたメールへの解答などFAQ形式)が自動的に入手できる仕掛けになっています」
事件解明の大きな手がかりになりそうな情報が入っている場所がわかる、というものでした。ところが、データを埋めた場所として示される雲取山には、データの入ったメディアが見つからなかったのです。
その後、真犯人からまたまた届いたのが「新春パズル~延長戦~」。こちらを解読すると江ノ島の猫(ゆたかくん:TOP写真)の首に、メディア付きの首輪を付けた、という情報が読み取れたとのこと。
そして、メール送信当日のお昼前、無事にゆたかくんが発見され、首輪と記録メディアは警察によって回収されました。当日の一部始終はロケットニュースで詳しく報じられています。
江ノ島は観光地としても知られていますが、猫の集まる場所としても有名で、野良猫を地域猫化する活動や募金が行われています。ゆたかくんは、騒動に巻き込まれて迷惑顔だったようですが、猫ジャーナルとしては、この一件で、江ノ島の地域猫活動に対する認知が高まるといいななどと思っております。はい。
追記:「江ノ島 猫」でGoogle画像検索すると、首輪を付けられる前のゆたかくんの写真がたくさん見つかります。どうやら人懐っこいのようですね。以下の画像の赤枠が、ゆたかくんと思われる猫です。特徴は富士額風の柄と、前足の茶色。
【遠隔操作ウイルス騒動】犯人が猫に仕込んだ「首輪」を警察が回収するまでの一部始終まとめ[ロケットニュース]
遠隔操作ウイルス『新春パズル ~延長戦~』の全文&解法[Satoru.net]
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