ロシアの、ある猫の飼い主さんが、イタリアの新聞『La Stampa』紙の全面に出稿したのがこちら。愛猫「Eros」ちゃんの死を悼み、Erosの写真をどどーんと掲載されております。黒猫の頭の上には、イタリアのシンガーソングライターFabricio de Andreの「LA CANZONE DI MARINELLA」という曲の一節が載っています。
e come tutte le più belle cose
vivesti solo un giorno, come le rose
英訳すると「And like all the most beautiful things, you’ve lived just a day like roses」とのことで、猫と過ごした時間の煌めきが伝わってきます(日本語訳はこちらに)。YouTubeに、その曲がありましたので、Erosの死を悼みながらお聞きください。
ちなみに、「e come tutte…」のところは、曲の最後のほうで、このあたりから。
「猫の死を悼み、飼い主が出稿」の事例は他にもあるようで、すぐ見つかったところでは、2011年にイタリアの有名なアーティストLuciana Matalonさん(77歳)がやっぱりイタリアの新聞で15歳の愛猫の死を追悼する全面広告を出稿しています。日本でもあってもいいような気がしますけどね、全国紙はさすがに高すぎですが。
La pagina sul Corriere per un gatto[via RT、The Voice of Russia(Japanese)]
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