「十方世界は」と聞いておりますので「五百文だ」という気持ちで手のひらを見せましょう。
本日の美人猫は、返事をしない人間が無言の行の最中だと気付いた茶トラの猫であります。この後は蒟蒻問答フリークの皆さまご存じの通り、3本指を見せるはずですので、あかんべぇをするのがセオリーでありますが、眼前には猫という仏が坐すわけですから、「眼前にあり」「その仏とはオレだ」との展開で、無言の行の勝者は猫だったというのが、この写真のオチになるわけであります。
猫が仏で、仏が神であるなら、神が猫であるのは守護霊の霊言を待たずとも自明であります。神の御手から伝わる霊験を感じながら、桃色の肉球を愛でるときっと御利益があることと思われます。
[Photo by Kevin Bidwell via Pexel]
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