猫とクリスマスツリーとの戦いは、ついに種族間対立を生み出してしまいました。
どちらかといえば猫の独り相撲だったはずですが、いつの間にか犬を巻き込む騒動になってしまった事例が観測されましたのでご報告申しあげます。
今期のクリスマスシーズンに発生した猫と犬との争いはどういう状況かと申しますと、さて今年もクリスマスがやってきたと、ツリーを引っぱり出して飼い主さんが組み立てようとしたところ、組み立て途中で猫がツリーを占拠。奈良での住宅工事中に出土してしまった文化財のごとく、建設現場にひょっこり顔を出しどっかりと居座ったのであります。
納得いかないのは同居する犬たち。毎年楽しみにしていたツリー建立を中断され、2匹揃って抗議の声を挙げておりますが、猫のJackはどこ吹く風。鳴き声聞いてもしらんがな顔であります。
「どうせワシが倒すんやから、最初から倒れてるままでええやん」という効率主義のJackに対し、「ツリーは立てることに意義がある。立ててから倒すべきだ」とクリスマス気分を重視した快楽主義を主張する犬たち。どちらの主張が通ったかは不明ですが、飼い主さんは「As long as the trees remain vertical Mom is happy.」とおっしゃってますので、倒さずに立てておいてほしい正統主義のようです。
[Great Dane can’t believe cat is allowed to play with Christmas tree/YouTube]
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