2022年11月30日

余命数か月と診断された爺ちゃん猫、子猫の世話を始めて1000日以上生きる

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高齢猫の引き取り手がもっと増えますように。

猫との日々が一日でも長くなるよう、日々粉骨砕身している読者諸兄に心温まるいい猫ニュースをお伝えいたします。

カナダのブリティッシュコロンビア州にあります保護猫団体「Tinykittens」のYouTubeチャンネルにアップされておりますのは、2019年9月に亡くなった、あるお爺ちゃん猫・Masonの物語であります。

Masonは2016年9月16日に同団体に保護された元野良猫で、保護時には、傷ついた瀕死の状態で余命は数か月と見られました。せめて余生を穏やかに快適に過ごしてもらおうとしたところ、TinykittensでMasonは天職を見つけたといいます。それは「子猫の世話」。

彼の足跡をまとめた動画では、トラップに掴まって保護されたところから、負傷していた右の前脚に包帯を巻いている姿、そして子猫たちとの出会いの瞬間、遊び相手になったり、添い寝をしたり、子猫を咥えて猫ベッドに運んだりと甲斐甲斐しく子猫の世話をするMasonの姿がまとめられております。

動画の解説ではTinykittensのスタッフによるMasonの功績が以下のように記されております。

Masonは何十匹もの子猫の心を育て、猫の先達として生き方の秘訣を伝授し、狩りのやり方を教え、マナーを教え、若気の至りを体で教え、流行最先端のヘアスタイルをその舌で子猫の頭に数多く生み出しました。

魔法のような1069日を経て、2019年9月19日に亡くなったMasonの奇跡のストーリーはいまもこうして語り継がれ、高齢猫の里親が増えますように、さらには猫の健康寿命研究へとつながりますよう切に願う次第であります。

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For Grandpa Mason, on his 3rd gotchaversary/YouTube]

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