再生紙であろう段ボールを使用した、令和のメタボリズムを体現した名建築の予感が致します。
現在、解体作業が続いている中銀カプセルタワービル。そのアイデアを猫ハウスに転用した人がいないかと探したところ、ドンズバな映像が見つかりましたので謹んでご報告申しあげます。
YouTubeチャンネル「Nyamber」にアップされておりましたのは、構想2週間、制作3日、撮影2日、使用した段ボールは120サイズが20箱という、カプセルタワーそのものといっても過言ではない、猫ハウス。中に猫がおりますので、中銀(なかぎん)ならぬ中猫(なかねこ)カプセルタワーといったたたずまいであります。
完成を見守るのは、茶色タビーのラテとシルバータビーのオレオの2匹。飼い主さんの渾身のDIY作品を前に、屋上からカメラを見下ろしたり、中に入って寛いだり、堪能度合いは程々のご様子。施工者によりますと耐震性に難ありとのことで、猫の体重でもグラグラしてしまうため、ほどほどのはしゃぎ具合になっているようであります。
解体された中銀カプセルタワーの部材を一部活用して、猫タワーになったりしたら、メタボリズムの体現ってことになるんじゃないかと思わせる名建築であります。
[vol34. ダンボールDIY中銀カプセルタワービル猫タワー/YouTube]
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