
人来ばと思ひて雪を見る程に猫跡付くることもありけり
本日の美人猫は、雪の原に肉球の足跡をつけながら人の方へとやって来た縞茶シッポの白茶猫さん。一昨日の大雪のあとには、こんな光景が各地のベランダやお庭で見られたのではないでしょうか。
圧倒的多数の「こたつで丸くなる派」に対し、少数派と見られていた「庭駆け回る派」が意外と多いと判明したのはSNSの恩恵といってもいいのではないかと思われます。こちらの白茶猫さんのように凛々しき顔で、肉球の冷たさをものともせず、ピンとシッポと立てながらのっしのっしと歩きながら梅の花を雪の上に咲かせ、冬の深まりとともに春の兆しを伝えるのであります。
[Photo by Emmersen Doane on Unsplash]
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