写真が手前味噌になりまして恐縮です。
慶應義塾大学の前身となる蘭学塾が設立された前年であり、安政の大獄が始まる前年でもある安政4(1857)年に創業された歴史系老舗出版社の吉川弘文館。史学科日本史専攻の皆様にとっては足を向けては寝られぬ『国史大辞典』の版元公式Twitterより、猫々しい話題提供があったとのことではばかりながら恐々謹言する次第であります。
『猫が歩いた近現代』出荷開始まであと1週間 🐾
猫はずっと可愛がられていた訳ではなかった?あなたが知らない「ちょっと昔の猫」の話。
▼詳しくはhttps://t.co/ZWEWHng1C6
この投稿に猫写真を付けて引用ツイートで22円の寄付!#猫が歩いた近現代キャンペーン 対象投稿①https://t.co/nSgCsg399w pic.twitter.com/o3vcR36OVI— 吉川弘文館営業部official (@yk_sales) May 19, 2021
情報の震源地はこちらのツイートで、2021年5月26日発売予定の新刊『猫が歩いた近現代 ~化け猫が家族になるまで~』(真辺将之 著)の刊行特別企画として「ツイッター&インスタグラム #猫が歩いた近現代キャンペーン」を大開催中とのこと。
「お家や地域の猫ちゃんの写真」を添付のうえ、対象のツイートを引用RTすると、1RTにつき22円が地域の保護猫活動団体に寄付されるという大盤振る舞いな内容となっております。集まった寄付金は「早稲田大学地域猫の会(@Waseneko_1999)」と「ぶんねこの会(@bunnekonokai)」の各団体に半分ずつ寄付されるということです。
キャンペーン開始の5月19日から、じわじわとRT数は増加の一途を辿りまして、この記事執筆時点ではちょうど引用RT数が「999」、公開時の5月23日9時には1000RTを軽々突破し、増加の勢いは増しているようであります。
ここは一つ全国1千万の猫愛に溢れた読者諸兄の底力を持って、ためにためてきたはちきれんばかりの猫画像フォルダの封印を解き放ち、ムーンショットよろしくRT数の極致に挑むエクストリーム猫画像引用RTを繰り出されることを願う次第であります。
ちなみに、対象ツイートは6月22日迄の応募期間中に5回、毎週水曜日に投稿される予定で、寄付の対象となる引用RTの回数は1アカウントで合計5回までとなっておりますので、選りすぐりの5枚の猫写真をあらかじめお選びいただくことをお薦めします。また、Instagramでも同様のキャンペーンが開催されていまして、Instagramアカウントをお持ちの方はこちらから。Instagramも1アカウントで寄付対象となる引用RTは5回までとなっています。詳細は公式のお知らせをご確認あれ。
RT数がどこまで伸びるかたいへんに気になるところでありますが、それと同時に、RT数が伸びて寄付金大増額となったものの、そういえば例のアレはバズって話題に上ってそれはそれでいいんだけど結局販売数はどないなったんや熱視線がご担当者の背中を焦がす事態も考えられますので、応募回数カンスト勢におかれましては書籍購入による版元支援も視野に入れておくと、猫のためにも、猫の歴史学研究の発展と、日本の出版社の未来のためにもよろしいかと思われる旨、猫気所候也仍言上如件、宣明誠恐頓首謹言であります。
[『猫が歩いた近現代』刊行特別企画 #猫が歩いた近現代キャンペーン のお知らせ/吉川弘文館]
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