擬音で伝えるならば、やや低音の「パーン」でしょうか。
定刻を告げる鐘が響くのに合わせて、毎日鐘楼の角にチョコンと佇む茶トラ猫を記録した映像を見つけて参りましたので、新年度の事始めの継続を祈りながらご覧ください。
寿福寺はジァンモンモン、円覚寺はパーン、極楽寺はジャグヮン、建長寺がコーンモンモンと、鎌倉の名刹の鐘の音を擬音で言い分ける狂言「鐘の音」の例にあるように、お寺の鐘の音には個性があるものです。川越の連馨寺の鐘は、猫を引きつける波長が生じるようで、こちらの茶トラ猫はいつも鐘が鳴る15時になると定位置にやってきたのだそうです。
確かによーく耳を澄まして映像を見ていますと、鐘が鳴ると虫が鳴き、カラスが鳴き、自動車のエンジンが吹かされるのが認められまして、生きとし生けるものの心を揺さぶる響きに猫も引き寄せられるのではないかと思われます。
ちなみに、祇園精舎の鐘というものは元来存在しなかったのですが、日本の団体が現地に梵鐘と鐘楼を寄付し、今では正真正銘の祇園精舎の鐘の音が聞こえるようになったのだそうです。
[お寺の猫、鐘を聴く/YouTube]
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