上から横から全力で叩くなんてとんでもない。私の寝床なのに。
そんな表情で三毛猫が出てきたこちらの木製の箱。こう見たら、どう見たって猫用の個室にしか見えない方々が集まるのが猫ジャーナルなんでありますが、実はこれ歴とした楽器なのです。
ペルー発祥とされる、この楽器の名は「カホン(cajón)」。木製の箱の上に腰掛けて、正面や側面を叩いて音を出す打楽器であります。後面に空いているのが音穴で、そこからトントンポコポコと音がでる仕組みです。内側にはギターの弦やスナッピーを張り、箱の打音と響き線の音とが重なるようになっています。こちらの三毛猫映像では音が鳴りませんので、音色および演奏時の猫のリアクションはこちらでご覧ください。
とまあ、何も説明がないままにこの光景を見ると、猫専用箱に入っていく猫にしか見えないわけでありますが、いたるところで同じような事象が観測されておりまして、「猫とカホン」でYouTubeをググルと、気付いたらいつものようにカホンの中に入っていくケース、我も我もと次から次へと猫が入っていくケース、もう猫の遊び場としてしか活用されていないケースなどが散見されます。
定額給付金の使い道をお考え中の皆様におかれましては、新しい楽器の趣味を増やすという名目で猫の寝床を購入するという選択肢を、頭の片隅に置いてみていただければ幸いです。
[Cat in a Cajon/YouTube]
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