インテリゲンチャならぬインテリニャンコらしい隠れ家であります。
本日の美人猫は、どこにいったかと探していたらこんなところにニャンこらしょしていた瞬間の表情を捉えた一枚であります。
見つかってしまった気まずさ、後脚をしまいこむ途中の焦り、シッポから迸る緊張感などをすべて帳消しにする、後脚の間からあふれ出たモフ毛と平たくなった腰、そして棚板によって平たくなった頭のユーモラスな三重奏。まだ隠れているつもりの真面目な表情がユーモラスさに拍車をかけているようです。
そしてなぜ、猫は書棚の隙間に身を埋めるのか。この謎には古今東西に諸説あるわけですが、本を読み、本を積むだけでは埋められない知識と体験の隙間を埋めるのは流体たる猫でありまして、猫を愛でてその隙間を埋めるべしと、身をもって人間に示しているとの説を捏造して参りたいと思う次第です。
[Photo by Michel Porro on Unsplash]
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