ついつい丸まって眠るときのサイズで寝床を考えがちですが、温かくなれば人間と同じように体を伸ばしたり布団を剥いで眠るのでありますから、それなりの大きさが必要になるわけです。100円ショップにありがちなサイズのざるより、ちょっと大きめを選ぶ猫の気分を追体験しながらご覧ください。
被験者は茶白猫のケイ太君。3つのざるのサイズは直径50cm、37cm、30cmとのことであります。彼が選んだのは最大サイズの50cmのざる。のびのびと陽を浴びて眠るには、このくらいのサイズがないとねと、無言で語る茶色の背中。
50cmサイズならば、ケイ太君の伸び寝もアンモニャイト寝も易々収まり、寝顔も実に快適至極。人生の3分の1を過ごす寝具にはしっかりお金をかけるべきと申しますが、猫の睡眠時間は12時間とも14時間とも16時間とも言われますので、人とともに暮らす猫の一生の2分の1〜3分の2は寝床で過ごすわけです。寝床に掛けるお金はなるべくケチらずに参りたいものであります。
[546. ざる猫ケイ太/YouTube]
Latest posts by 猫ジャーナリスト (see all)
- 飼い主の無茶振り応える賢い猫、「幸せなら手を叩こう」を一緒に歌う - 2023年6月8日
- お手軽なアナログ手法の猫のモザイク、仄かに漂うマイクラみ - 2023年6月7日
- 早送りできないジャンルの猫動画、抗いながら二度寝する猫 - 2023年6月6日