なんという不可抗力。
民家の軒先に置かれる乾いた丸太の輪切りの上で、気持ちよさげにお昼寝する茶トラ猫。しかしこのあと、自らが猫であるが故に、その心地よい眠りを妨げてしまう事態になるとは予想だにしなかったのであります。詳細は以下の動画より。
陽光がのどかに注ぐお昼寝タイム。切り株の上にて眠る猫の尾はユラユラユララユラユララ。降り注ぐソーラーパワーを浴びて猫の体はソーラー発電機となり、猫の体を通じて、太陽光はエネルギーへと交換され、シッポを揺らします。
その動きを、側で寝そべる茶トラの子猫は見逃しません。日に当たって眠くなる、眠くなるとシッポが揺れる、シッポが揺れると子猫が飛びつくという清く正しいピタゴラスイッチ三段論法が成立し、猫の昼寝は妨げられてしまうのであります。
太陽が照らせば眠くなるの第一法則は、日が当たる限り発動するわけでして、何度も何度も眠っては起こされ眠っては起こされが繰り返されてしまい、ご機嫌ナナメの茶トラ猫。まあ、曇天や雨の日はお昼寝が気持ちよくないわけでして、現代のイソップ童話ならぬ、イソップ動画として心に刻んでおこうと思う次第です。
[Interrupted Cat Nap/YouTube]
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