まさかまさかの、独り相撲でした。
こんがり焼き上がると同時にパンがポップアップすると、それを見ていた猫もいっしょにポップアップする、猫連動ポップアップ機能を標準搭載していることで知られる、おなじみ電動トースター。ググると、世界各地でぴょーんと飛び上がる動画はすぐ見つかりますが、今回はポップアップが待ちきれなかった事例をご紹介。
青いランプが怪しく光り、白銀色の本体が鈍く光る、どこでも見かけるような少しレトロ感漂う電動トースターに、ソックス猫のキジトラさんが挑みます。さあ、いつポップアップするのか、しないのか、すんのかい、せんのかい、ドリルすな、ドリルすな、すな、ドリルせんのかーいという毎週土曜日のお昼を感じさせるBGMを脳内に響かせながら、猫は果敢に挑みます。
上から覗き、手を出して、いつくるかくるかと期待しておりましたら、猫の手がハンドルに当たって、空のトースターがガッシャンコ。大きな音に驚いて猫は飛び上がりますが、肝心のトーストは出てきません。何ということでしょう。トースターの中にはパンは入っていなかったのであります。
猫がいじっているからには、トーストが飛び出てくるはずという先入観による大いなる勘違いだったのであります。この故事は「猫がトースターを覗く」という慣用句となり、後世に語り継がれるかどうかは、歴史に委ねるといたしましょう。
[Cat vs. Toaster/YouTube]
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