「長短」に出てくる、長の人ですね。
地球開闢以来、積み重なったさまざまな岩石層を何十年も経て通り抜け、一滴一滴としたたり落ちる天然の銘水ではないんですが、水道の蛇口からポタリポタリと落ちる一滴を逃すまいと狙う猫の動画であります。喉の渇きを潤しながらご覧ください。
猫のFigoがたたずむのは、とあるお家の浴槽の中。見つめる先にはお風呂の蛇口。そこからときおり滴る水の雫を狙っております。おもちゃ代わりかと思われましたが、滴る雫を前脚でゲットし、ペロリペロリと水分補給。口で直接受けずに、前脚に水滴が当たるように落下地点下に器用に伸ばしているのであります。
未来を予測する能力とともに、気長に楽しむ余裕をも感じられる、その姿には、我々がスマホとかネットとかTwitterとかに夢中になって忘れてしまった何かが秘められているようにも思えて参ります。『マルサの女』の権藤社長の言葉「いっぱいになって、あふれて、垂れてくるやつ。これを(ペロッ)舐めて我慢するの」とか、そっちのほうではないことを祈る次第です。
[A cat’s super reflexes/YouTube]
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