耳を近付けて、そっとおでこに口づけしたくなるのであります。
猫と共に暮らす者には避けられない義務でありますのが、猫の看取りです。看取った後の虚無感は避けることができませんが、ふと「あの子はもう苦しむこともなく、虹の橋の向こうで穏やかに過ごしているのだ」と気づかせてくれる、大変美しい骨壷をご紹介する次第です。ロス在住の陶芸家・Cara Longさんが、自身のオリジナルブランド「LONG LOVE MEMORIALS」で手がけております、カスタムメードの猫の骨壷であります。まずは商品概要を動画でどうぞ。
蓋の取っ手部分に、丸まり眠る猫の彫刻があしらわれた白磁の骨壷でして、素材の色をそのまま生かしたプレーンタイプのほか、三毛猫トラ猫タキシード猫シャム猫などなど毛色着色タイプもオーダー可能。また、愛猫の写真を送って猫の毛色をカスタマイズしたり、壺に書き入れる名前のフォントやカラーも選択可能となっています。
注文時には「猫の品種or毛色と外見の情報」「猫が亡くなったとき、また亡くなる以前の体重」「Cara Longさんに共有したい、亡くなった猫の情報」をメッセージで送りまして、もし毛色カスタマイズ希望ならば、少なくとも「顔」「体とシッポ」「背中と肩」が写った3枚の写真を送る必要があるとのこと。枚数が多ければ多いほど詳細に作ることができますが、ものには限度がありますので、ほどほどに。骨壷に記載する名前の有無とフォント、カラーについては、注文時に選択できます。
サイズは9cm×12.7cmで、目安としては16ポンド(約7.25kg)までの猫のお骨に対応とのこと。注文からできあがりまでの期間は、カスタマイズタイプで4〜6週間となっていますが、海外から届くことを踏まえると、もう少し長めになると心づもりしておいたほうがよろしかろうと思われます。
気になるお値段は、無着色のプレーンタイプが215ドル、三毛柄トラ柄タキシード柄シャム柄など猫に着色したタイプで315ドル(うちの子毛色カスタマイズもこの価格に込み)。名入れについては、黒での名入れは+50ドル、カラーの名入れは+70ドルとなっています(フォントの選択肢は5種類。言うまでもなくアルファベットのみ)。日本への配送にも対応しておりまして、送料は骨壷一つで18ドル〜となっております。
さらに詳しい商品紹介および注文時の注意点は、公式ショップの商品ページにてご確認あれ。Etsy慣れしていらっしゃる方もしくは、ドルじゃなくて日本円で決済したい方はEtsyでも同じものが出品されておりますのでご活用ください。あと、猫情報を伝えるのは英語力が必要になりますので、そこはGoogle翻訳を駆使するか、お知り合いで英語の堪能な方にお願いされることをお勧めします。
[Cat Urns/LONG LOVE MEMORIALS、Etsy]
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