年中の定例行事になりますように。
「猫バンバン」に関する記事は過去にも何度か猫ジャーナルでも紹介しましたが、その必要性は冬だけにとどまらないようであります。JAFが2月22日の猫の日に発表したプレスリリースによりますと、今年1月中に発生した”猫がクルマに入り込んだことによるトラブル”での、救援依頼件数は19件とのこと。このうち、13件がエンジン始動後に異変に気づいて救援を要請したものだとか。寒い日には忘れたくない猫バンバンでありますが、JAFによると「寒いから、車の内側に入り込む」ということだけではないようです。その理由とは…。
1月に出動した19件のうち1件は沖縄県でのご依頼でした。寒い冬に暖かい場所を求めてエンジンルームに侵入すると思われがちですが、JAFには1年を通して猫がクルマに入り込むトラブルの救援依頼があります。猫は暖かい場所だけでなく狭い場所も好みます。駐車しているクルマのエンジンルームは風雨が入りにくく暗く狭い空間で、人の往来が少ないと警戒心の強い猫にとっては安心できるようです。
確かに、寒さがやわらいでも、車の内側やタイヤの上は、風雨がしのげる場所には変わりありません。夏だって、風通しのいい場所であれば、車の下は涼しい避暑地になることも。認知の高まりつつある「猫バンバン」が寒いシーズンに限った行動ではなく、一年中欠かさず行われるようになることを祈る次第であります。ドライバーの皆さまにおかれましては、心に留めていただければ幸いです。
[猫がクルマに入り込んでしまったトラブル1ヶ月で19件!暖かい沖縄でも発生!寒い冬だけでなく、1年通してご注意ください。/プレスリリース(JAF)]
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