この角度と、引き具合に、匠の技の心意気を感じます。
世界各地に生息する猫アラームには、鳴き声派、舐め舐め派、猫パンチ派、ゴロゴロ音派、とにかく見つめる派などさまざまな種類が存在しますが、人間の痛覚に働き掛けるタイプを観測しましたので、ご覧いただくといたしましょう。
マロンケロロさんのYouTubeチャンネルにアップされたのは、手首に装着されたゴムバンドを器用に咥えて、引っぱって離すというゴムパッチンを駆使して、毎朝飼い主を起こそうとするメルちゃんの動画。
淡々と起きるまでゴムパッチンを繰り返す姿は、「ゴムパッチン職人の朝は早い。いつもの場所に腰を下ろすと、咥える場所、引き上げる高さ、そして離すタイミング、すべては長年の勘によって培われたものである。『あんまり引っぱると、ゴムが切れるでしょ。だからといって、高さがないと痛くない。この加減がね(パッチン)』」と、勝手に脳内ドキュメンタリーナレーションが始まるような、見事な職人技といえましょうか。
[毎朝ゴムパッチンして起こしてくる猫/YouTube]
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