忠犬ハチ公像の隣に像を建立してもいいレベルであります。
2年ほど前の話題ですが、御年84歳の退役軍人の飼い主の命を救った猫のニュースが、ミシガン州西部のローカル局「FOX17」にて紹介されておりましたので、猫イイ話としてお届けする次第です。
事件が発生したのは、2020年の7月のことミシガン州スタージス在住のRon Williams氏が、朝の8時にシャワー中に足を滑らせて転倒します。動けなくなってしまったまま時間は16時間が経過。腕が体の下敷きになってしまい、通報しようにも手が届かなかったとのこと。
家の中には、Ron氏と数週間前に友人からもらった子猫のFluffyだけ。非常呼び出しボタンは別の部屋に、携帯電話はバスルームにあったものの手の届かないカウンターの上にありました。絶体絶命のピンチのさなか、Ron氏は唯一の希望をFluffyに託しました。「ring-a-ding」とFluffyに語りかけたところ、5分足らずの間に、Ron氏の手に何かが当たった感触が。なんと、Fluffyが携帯を持ってきてくれたのであります。
幸いに後遺症もなく痛みとたんこぶと打撲傷だけですみ、その後は無事に1人と1匹の生活が再スタートしたとのこと。それまで電話を持ってきたことなどなかったFluffyも、Ron氏の必死の思いを汲み取ったのでありましょうか。以上、猫イイ話をお届けしました。
[Cat saves man’s life after fall/YouTube]
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