ウクライナの都市・ドニプロに所在する「ドニプロペトロフスク国立歴史博物館」では、1匹の猫がネズミ退治要員として正式に就職し、本来の任務の他、来訪者からかわいがられるという任務までこなしているとの話題を見つけましたので、猫クラスタの皆さまに謹んでご報告申しあげます。2019年に放送された地元テレビ局のニュース映像をご覧あれ。
150年以上の歴史を持ち、25万点以上の収蔵品を擁するウクライナ屈指の歴史博物館では、モフモフタビーのSimon君が博物館公認猫として館内に住み込み働いているとのこと。元は路上で病を患っていたところを保護された猫で、歴史博物館の中庭とユーティリティルームにてネズミが出るのを防ぐのが仕事ですが、来館者を癒やす業務も担当しているそうです。
同じニュース映像では、とある病院で保護されている黒白猫のMashaちゃん、ドニプロ市議会に住まうやんちゃな茶トラのBiden君も紹介されておりまして、Mashaちゃんは出産間近な妊婦さんを選んで近くに居座り、出産タイミングアラームとしての役割をになっているほか、Biden君は何かと多忙になりがちかと思われる議会の職員の心のよりどころとして、書類の上やらテーブルの上やらを歩き回る仕事に従事しているそうです。映像と同じ内容のテキストコンテンツはこちらから。
皆さまご存じの理由により、ドニプロペトロフスク国立歴史博物館は現在「訪問者」によりドアが封鎖され閉館中とのことで、Simon君をはじめとする皆さまの無事息災を心より願う次第であります。
国連UNHCR協会、Yahoo!ネット募金(ADRA Japan)、在日ウクライナ大使館の寄付受付窓口はリンク先でご確認ください。
[Three Cats Have Taken Control of One Ukrainian City/YouTube]
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