クライマックスは、冒頭の枝に乗ってるところではなく、壁に飛び移ってからでした。
前脚は器用に縁にツメを掛け、後脚はスムーススライドムーンウオーク。静止画では伝わらぬこの驚きをとくとご覧ください。
庭木の細枝を伝って自宅の2階へと帰る猫。枝がポキッと折れたり風が吹いたりといったアクシデントには遭遇せず、無事に2階へと到着と思いきや、窓と枝先にはまだ距離が結構ありました。さあどうすると思っていると、猫は迷うことなく壁にひらりと飛び移り、窓枠を伝って壁をムーンウオークして華麗にスライド。
リズミカルにスムースにアクロバティックにクールにシュールに上手に壁を横滑りして、見事に窓へと到着し、さもいつものように2階の窓に帰宅したのでありました。民明書房によれば、音もなく魚のごとく体をくねらせ忍び寄るこの技を「無音魚来(むおーんうおーく)」と称し、ムーンウオークの起源とされております。
[Agile Kitty Climbs Into House the Hard Way || ViralHog/YouTube]
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