正統派美人猫の系譜であります。
本日の美人猫は凛々しき総総茶白猫。野生味もありつつ、猫としてのかわいさも備え、なおかつ聡明さも湛える、天は二物も三物も与える説の好例となりそうなお顔であります。美しき猫の王道ど真ん中といった風情であり、雄であれば風に立つライオン系、雌であれば風に立つ花魁系とでも表現できましょうか。
きっと正面を見つめる眼差しから、スッと伸びた鼻筋から、ピンと伸びた両の耳から。すべての要素から気品が漂う瞬間を捉えた一枚。その目に映るのは、ビクトリア湖の朝焼けか、キリマンジャロの白い雪か、草原の象のシルエットか、それとも同じ猫の美しき瞳でしょうか。
風に向立つ花魁が有名ラジオネームだということは、往年のセイ!ヤングリスナーであればご承知のことと思いますが、才気溢るる感じということでご理解いただければ幸いです。
[Photo by Emil Widlund on Unsplash]
ラスト・ライオン
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